スタッフコラム STAFF COLUMN

2021.05.13富士河口湖町大石 S.H様邸工事状況です。

富士河口湖町大石S.H様邸新築工事

高耐震、高気密・高断熱住宅に特化した安全・快適・健康に暮らせる高性能住宅を提案しています

(株)シーズンです。

富士河口湖町大石にて新築工事中のS.H様邸です。

本日、気密測定を行いました。

気密値はC値にて表されます。単位はc㎡/㎡で、「相当隙間面積」とも言います。C値が低いほど気密性能が優れていることになります。気密測定で計測された家全体の隙間面積(どれだけ空気が外部に漏れるか)を家全体の延べ床面積で割ります。

つまり、住宅一棟一棟施工品質により気密測定の結果は変わってきます。

弊社では、すべてのお客様の新築建物を日本住環境株式会社様により気密測定を行い

お引渡し時にはオーナー様へ高気密住宅の証明として測定データーをお渡ししてます。

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現在、ドアは工事用の仮設ドアになっています。本来の気密性能を図るためにドアに目張りを行いました。

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1階リビングの窓の一部から空気を排出しながら建物全体の気密性能を確認します。

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住まい全体の暖かさは断熱性能も重要ですが、同じように隙間がないことも重要です。

一般的に「すきま風」ですが、専門的には「漏気」と言います。文字通り家の隙間から知らないうちに出入りしている空気の流れを言います。気密性能を上げるということは、この「すきま風」を減らすということを意味します。気密が十分に取れていないと「すきま風」が多くなってしまい、せっかく冷暖房された空気が知らないうちに逃げ出してしまい非効率になってしまいます。特に冬の暖房時には、温まった空気は軽いため上部から抜けてしまい、下から冷たい外気が流入してくるためとても不快な環境になります。

また、室内の計画換気にも「高気密」は重要なポイントです。

現在の新築住宅には、化学物質からの健康被害(シックハウス)を防止するために家の空気を1時間に0.5回入れ替える24時間換気が可能な設備の設置が義務づけられています。計画換気では、家の中に空気の流れを計画的に作り家全体の汚れた空気を効率的に排気するのですが、気密性能が低く漏気が多い家は、計画換気の排気装置の近くの隙間から空気が吸い込まれて排気されてしまうため、計画換気で想定された空気の流れが作れなくなってしまいます。そのため、排気口から離れた汚れた空気が滞留してしまい、逆に十分な換気が出来なくなってしまいます。

一般的にC値(相当隙間面積)が1.00㎠/㎡の高気密住宅でも、給気口から入る空気は全体の50%まで落ちてしまい、残りの50%は隙間から入ってしまうといわれています。つまり、換気にムラができてしまいます。

S,H様邸のC値(相当隙間面積)はは0.28㎠/㎡でした。はぼ隙間のない高性能住宅が出来ました。
ご家族皆様に、快適に暮らしていただけると思います。

無事に気密測定も終わりましたので、明日以降、内装工事が進んでいきます。

私たちは山梨県の地元企業として地域に適した耐震・断熱・気密工法で家づくりを行っています。住宅にとって最も重要な性能は、住まわれる全てのご家族が「安全・快適・健康に暮らせる住まい」だと考えています。

これからも地域のリーディングカンパニーとして高性能住宅の普及に取り組んでまいります。

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◎構造現場見学会(予約制にて個別案内となります)  

※基礎・構造躯体・断熱気密工事など工程ごとのご案内が可能です

 富士河口湖町大石    5月(内装工事)

 富士河口湖町勝山    5月(構造躯体テクノストラクチャー工法・断熱気密施工)

 ご予約は感染症対策といたしまして、大変申し訳ございませんが、各お客様1時間1家族限定で行わせていただきます。お客様のご希望のお時間は先着順にて受け付けております 

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をお知らせください。現地案内図はいただいたLINEアドレスにお送りさせていただきます。

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ゼロエネ・ZEH住宅のことなら山梨県で唯一『BIS』断熱施工技術者資格を持つ 株式会社シーズンにお任せください ※2020年度HOUSE OF THE YEAR IN ENERGY特別優秀賞を山梨県で唯一3地域にて受賞しました。
※構造・断熱・気密現場見学、ご入居宅見学は随時行っております。ご希望の方はお気軽にお問合せ下さい。