2023.02.01制作洗面カウンターができるまで。
こんにちは!現場監督の志水です。
本稿では、忍野にて新築工事中のU様邸から、制作洗面カウンターができるまでを順を追ってお伝えしたいと思います。
工事部の仕事として、営業と設計士とお施主様で詰めた最終決定図面をもとに、それを実際に形にしていく訳であります。今回は、お施主さまの「こんな洗面カウンターが欲しい」を形にしていきます。
こちらが完成後の制作洗面カウンターです。落ち着きのある色味が素敵ですね。
洗面台のシンクと、三面鏡と照明器具はお施主様支給品です。
まずは、材料の発注から。図面をもとに、納まりを考えつつ、集成材の発注を行います。今回は形が複雑でしたので、先にコンパネで天板の型を取り、現場に仮設置し、お施主様に「こんなかたちになりますがどうでしょうか?」という確認をし、高さを5cm下げることになりました。集成材のカラーサンプルをとり、こちらもお客様と確認。それができたところで、材料屋さんに集成材の発注をかけます。
集成材が仕上がったら、木工事です。洗面カウンターを大工さんが組み立てます。ビス跡などが目立たないように工夫します。
大工さん、カウンターの組み立て設置中。
ビス跡が残らないよう一工夫。さてさて、何をしているのでしょうか??
続いて内装屋さんがサイドと背面の見える箇所をクロス貼りで仕上げます。ちなみに、水回りのクロスですので、あとで継ぎ目が浮き上がってこないように、シンクの隣は継ぎ目なしの一枚で貼ってあります。現場の職人さんたちが後のことまで考えて仕事をしてくださるのは、ありがたい!の一言。こちらも日々勉強です。
さて、つづいては、左官屋さんがタイルを貼ります。きれいに目地をそろえて貼り終えたら、白の目地材を埋め込んで仕上がります。
タイル貼り、左官屋さんのお仕事です。
つづいては設備屋さんのお仕事。お施主様支給品の三面鏡の組み立て設置もお願いしました。シンクをコーキングで仮固定し、配管も特注で仕上げます。
設備屋さん。三面鏡の組み立て中。
コーキングを目立たないよう入れて、シンクを仮固定。
つづいて、電気屋さんが支給品の照明を取り付け。
最後はコーキング屋さんのお仕事。シンクの周りと、カウンター天端と壁・タイルの取り合いの部分を綺麗に仕上げていただきました。
内部のコーキングをいつもお願いしている職人さんです♪
こうしてみると、「制作洗面カウンター」だけで、沢山のプロの職人さんの技が組み込まれているのですね!
あ、最後に忘れてはならないのが、「補修屋さん」のお仕事です。床や集成材、枠など、傷がつかないように養生をしつつ最新の注意を払って扱っていますが、それでもどうしても小さな傷などがついてしまうことがあります。弊社ではクリーニングの後に、傷などを細かくチェックして、補修屋さんに入ってもらっています。これも忘れてはならない技術ですね♬
さて、書いているとつい熱くなってしまうのですが、弊社では協力業者様の高い技術力の元、本物の高性能の家をお届けしています。特に自分が家の肝だなと思うのは、気密性能です。高気密化によって、家が長持ちする、と聞いたらどう思われるでしょうか?でも、本当にそうなんです。造っているからわかります。
が、そのお話はまた今度!(ちなみに、ミヒャエル・エンデ著の『果てしない物語』では、「でも、この話の続きはまた今度にしましょう」という台詞が何箇所もあって、私は子供のころ読みながら、いつになったら伏線を回収するのだろうかとワクワク、そして後半では、ヒヤヒヤ?しながら読んだものですが、最後まで伏線のまま終わってしまったのでした。笑。そんなこともあるものです。。)
それではまた!
※株式会社シーズン(SEASONS)のシンボルマークであるエンドレスフラワーは社名のイニシャルである「S」の曲線を花びらに見立て、ラインが途切れることのないようエンドレスになるように繋ぎ合わせました。
「お客様と私たち、協力工事店の縁が途切れずに繋がっていく」という意味が込められたシンボルマークです。
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