スタッフコラム STAFF COLUMN

2017.03.18ジャパン建材フェア2017

雑記

昨日、毎年東京ビックサイトで開催されている『ジャパン建材フェア』に行ってきました。

建築資材・住宅関連機器メーカー、約200社が一堂に会し、新製品や売れ筋商品のプレゼンテーションを行う展示会
また、国策や市場動向を知る大きなチャンスなので毎回社員全員で勉強に行っています。

展示会で一番最初に通るブースはここ数回、毎回展示されている省エネルギーを提案するブース

resize000062.jpg
国の「省エネ基準」は平成4年に初めて"基準"となるものが制定され、次に平成11年基準→28年基準となっています。
ここで驚かされるのはパネルにも平成11年基準(次世代省エネ基準)が掲載さていていないこと!


一番の原因は平成29年の現代でも多くの新築住宅が平成4年基準で建てられている現実
2020年には「平成11年基準」を基本に若干の変更を付け加えた「平成28年基準」をクリアした住宅でなければ建築確認許可を下ろさないという政策になっています。この3~4年で日本中の住宅断熱性能の向上は全体的に底上げされることになりますね。
(裏を返せば2020年までは平成4年基準の性能でも確認申請が許可されて建築出来てしまいます。)

resize000066.jpg
建築に携わるたくさんの来場者が熱心に勉強しています。

resize000064.jpg
断熱材、気密材の施工収まりについても沢山の方が写真を撮って熱心に勉強していました。

resize000065.jpg
弊社では当たり前に使用しているコンセント気密ボックスや気密テープ、施工手順についてジャパン建材の社員の方々が丁寧に説明しています。

毎年、本当に素晴らしい設備機器、エコ商材が発表され高性能高価格な住宅資材・設備機器が出てきています。去年と同じものを展示されているメーカーは殆んどありませんが今回写真で上げたような住宅そのものの性能向上を訴えるブースは何年も同じものが出されています。この理由は、家を提供する側である建築会社側の意識が変わっていないことの裏付けです。
お施主様の予算が無いから、施工に手間がかかるから、施工方法がわからないからナドナド、未だに平成4年基準や11年基準で家を建ててしまう原因は様々です。
建材商社であるジャパン建材さんよりも先に実際に家を建てる建築会社、建築士事務所、コーディネーターが住宅性能の重要性を学び、理解し、企業努力すべきであるといつも感じてしまいます。

断熱気密性能、耐震性能について、私どもシーズンは全てのお客様が同じ性能です。
『家族の生命と財産を守り、安全・安心・健康・快適に暮らせる住まい』
これこそが私ども家づくりの基本であり信念です。
これからも地域の住宅性の向上を目指して精進してまいります。


ゼロエネ住宅・ZEHのことなら山梨県で唯一『BIS』断熱施工技術者の資格を持つ
株式会社シーズンにお任せください

----------完成現場見学会開催予定----------

  5月27日(土)、28日(日)    富士吉田市新西原 

  7月22日(土)、23日(日)    西八代郡市川三郷町葛籠沢

※構造・断熱現場見学は随時行っております。ご希望の方はお気軽にお問合せ下さい。