スタッフコラム STAFF COLUMN

2016.09.01断熱材

雑記

先日のジャパン建材フェアにてパラマウント硝子工業(株)に伺った際に依頼していた断熱材サンプルが届きました。

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北海道の江別工場から、迅速な対応に感謝です!

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北海道で使われる断熱材として大きなシェアを持つグラスウール!
理由としては北海道建築技術協会が推奨していること、長期に渡って新築時の性能を維持できることナドナド

シーズンでは北海道本社では充填断熱105㎜+外断熱105㎜の200㎜断熱(本当は210㎜断熱です)を
山梨支店では充填断熱105㎜を写真の断熱材で施工しています。(山梨支店は外断熱はスタイロフォームを使用)

グラスウールは他の断熱材に比べると施工が難しく、手間のかかる材ですが知識と技術があれば非常に使い勝手の良い高性能な断熱材です。北海道ではBIS(断熱気密設計施工管理)という資格制度があり、長期優良住宅の認定を得るためにはBIS資格保有者が会社に在籍することが条件になっていたりします。この資格は北海道建築技術協会が発行していることからもわかるように高性能な断熱材を確かな知識と経験を持つ現場管理者が指導し施工することを目的としています。

先に、「グラスウールは施工が難しい」と書きましたが北海道では殆どの建築会社が当たり前に確実な施工ができるものなので安心して断熱材として使用されています。一方、知識・技術に乏しいエリアでは間違った施工をされてしまい断熱材本来の性能を発揮することなく「ダメな断熱材」となってしまいます。ダイヤモンドの原石も素人が磨ぐのとプロが磨ぐのでは全く違うものが出来上がるように断熱材の施工においてもプロが施工しなければ残念な結果となってしまいます。
断熱材は他にも吹付系やパネル系など様々な種類や施工方法がありますがシーズン山梨支店としてはグラスウール+発砲パネルのダブル断熱が山梨県で家を建てるうえで最も有効な断熱材だと考え施工物件全件を同じ性能で建築しています。

※断熱材について詳しく知りたい方は山梨県で唯一「断熱気密設計施工スペシャリスト」が在籍するシーズンにお問合せ下さい。

----------完成現場見学会開催予定----------

 9月10日11日     南都留郡西桂町倉見

11月下旬         南都留郡富士河口湖町小立

112月下旬~1月下旬 富士吉田市旭

※構造・断熱現場見学は随時行っております。ご希望の方はお気軽にお問合せ下さい。