スタッフコラム STAFF COLUMN

2015.09.20シーズンの家づくり  「本当にイイ家とは?」

雑記

新聞に折り込まれる住宅の広告やラジオ、テレビCMを見て「本当にイイ家ってどんな家だろう?」と考えさせられる事が多々あります。

私たちの考える"イイ家"とは、『住まわれる方の生命・健康・財産を守る頑強な住まい、一年を通じて快適な住環境を保つ高断熱高気密仕様、住んでからのランニングコストを抑えられる高性能住宅』です。

その為に、構造躯体には業界で唯一「基礎」にまで構造計算を実施し実験・検証に基づいた確かな裏付けのある「パナソニック耐震住宅テクノストラクチャー工法」を採用。断熱気密性能は日本で最もハイレベルといわれる「北海道建築技術協会」推奨の北方型住宅ECOの基準を標準設定。さらに山梨県では唯一「断熱気密設計施工管理スペシャリスト(BISマスター)」が全物件の現場管理責任者として在籍しています。

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また長期優良住宅認定を標準仕様。
住宅性能表示制度では主要7項目で最高等級を取得(設計性能評価・建設性能評価とも)

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甲府・新宿・横浜・沼津でも車で1~2時間程度で行けてしまう富士北麓地域、しかし標高は約700mから1000m、富士山の北側に位置するので寒い時期はマイナス15℃前後まで冷えこむ寒冷地です。北海道札幌市でもマイナス10℃を下回ることは少ないことを鑑みれば北海道以上の高断熱高気密化が必要なはずですが。。。僅か10数万人エリアの小さな市場に大手メーカーやサッシメーカー、断熱メーカーが力を入れられない事は理解できます。だからこそ北海道の工務店のように地域の気候風土を熟知している地元企業が生まれ育った地で安全・健康・快適に暮らせる住まいを提供できるように技術向上しならなければなりません。


山梨支店開設から5年目を迎え、取引先のサッシメーカーさんからは「シーズンさんが山梨に開設されてから郡内地域でも樹脂サッシ+アルゴンガス入りペアガラスを採用いただける会社が増えてきました。ありがとうございます。」とお話をいただけるようになりました。冬はマイナス15℃前後になる日もある富士北麓地域でアルミ+樹脂や普通のペアガラスでは快適な住環境をつくることはほぼ不可能です。

また、断熱気密材を扱うメーカーさんからは「最近、付加断熱を採用してダブル断熱に挑戦している会社や基礎断熱工法を取り入れ始めた会社も出てきました。」というお話も聞きます。富士北麓地域の住宅性能を向上するリーディングカンパニーを目指す私たちとしては私どもの「家づくり」を見て追随してくれる建築会社が出てきてくれるのは地域全体の住宅性能向上につながることなので喜ばしいことだと思っています。

しかし同時に言われてしまうことが「断熱・気密・換気に関する知識と技術が伴っていない。」という話です。北海道が本社にある弊社のようにいつでも無料で技術相談や部材選定できたり断熱気密設計施工スペシャリスト「BISマスター」の資格を取得するのは難しいかもしれません。しかし「高性能住宅」をアピールするのであればせめて技術取得に為に半年から1年は北海道の建築会社に修行に入り定期的に技術研修を受けられるパートナーを見つけるべきだと思います。

気密性能を向上させたら併せて断熱性能を向上させる。なぜならビニールハウスと同じ作りでは結露とカビだらけの家になってします。断熱性能を良くしたなら気密性能も向上させる。隙間だらけの家ではエネルギーの垂れ流し、計画換気できない家になってしまいます。断熱と気密のバランスを理解しなければ欠陥住宅になってしまうからです。

私たちが提案する「本当にイイ家」は、「富士北麓の美しい四季を安全に、健康に、快適に暮らせる住まい。」

ぜひ実物件をご覧ください。

【完成現場見学会のご案内】

富士吉田市下吉田 F.T様邸・・・・・・11/中旬予定

富士吉田市竜ヶ丘 SEASONアパート(随時個別案内させていただきますのでお気軽にお問合せください)